大腸がんとストーマ外来

大腸がんの治療後

大腸がんとストーマ外来

大腸がんのガイド

大腸がんストーマ外来について、解説致します!

 ストーマとは、人工肛門人工膀胱のことをいいます。

大腸がんの治療では、主に直腸がんの切除にともなってストーマを造設することがありますが、慣れないうちは便が漏れたり、周辺の皮膚がかぶれたりして困ることが多々出てきます。

そんな日常生活における悩みや、ストーマケアの方法について相談にのってくれるところが、ストーマ外来です。

ストーマに苦労する患者さんのために

 ストーマとは、器械があるわけではなく、患者さんの腸の一部を外に出して、そこから直接排便できるようにしたものです。

直腸がんの治療のために直腸を全摘出した場合は、S字結腸でストーマを造ることになります。

最近では治療法が色々と確立されてきたため、ストーマはなるべく使わず、肛門を温存する治療が増えてきましたが、それでも症状によってはストーマ造設を余儀なくされる患者さんもいます。

ストーマをつけても、食事や運動、旅行などはほとんど問題がありませんが、肛門括約筋がないことで排便や排ガスをコントロールできないことが最大のデメリットです。

ストーマ周辺の皮膚にパウチ(袋)を密着させ、便をそこに集める「自然排便法」を行うことが一般的ですが、密着が十分でないと便が漏れることもありますし、接着剤や漏れた便で皮膚がかぶれることもあります。

そのような相談にきめ細やかに相談にのっているところが、ストーマ外来です。慣れない人工肛門に苦労している患者さんにとって、不安や障害を取り除くために大変重要な役割を担っています。

ストーマ専門の看護師が丁寧に対応

  ストーマ外来では、ストーマについて十分な知識を積んだ専門の看護師が相談に応じます。

ストーマ手術を行う医療機関に併設されていることが多く、ほとんどは予約制です。普通の外来と異なり、1人ひとりの患者さんにゆっくり時間をかけてアドバイスを行っています。

ストーマ周りをきれいに洗浄する方法や、パウチの選び方や適切な使い方、漏れてしまった時の対処法など、ありとあらゆるトラブルに対応しています。

オストメイト(ストーマをつけている人)の方々が、完全に社会復帰できることが最大の目的です。

従来のストーマ外来では、永久人工肛門の患者さんを対象にしていましたが、最近では何らかの理由で一時的な人工肛門を使用している患者さんにも門戸が開かれています。悩みがある時はぜひ相談してみましょう。

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