大腸がんの再発・転移

大腸がんの治療後

大腸がんの再発・転移

大腸がんのガイド

大腸がん再発・転移について、解説致します!

 大腸がんの再発には2種類あります。前とまったく同じ場所にがんができる「局所再発」と、違う場所に発生する「転移」です。

前者は、切除したはずのがん細胞が取り切れていなかったことが主な原因となります。後者は、元の場所からがん細胞が飛び散り、他の臓器に付着した、もしくは血液やリンパによって運ばれたことが考えられます。

直腸がんは局所再発しやすい

 大腸がんは進行もゆっくりで、5年生存率も他のがんと比べると高い一方、再発率も高いことで知られています。

もともとの病期にもよりますが、再発率は、ステージTで約4パーセント、ステージUで13パーセント、ステージVで30パーセントとなっています。

ごく早期の段階であるステージ0では、再発の可能性はほぼありませんが、ゼロではないため定期検診は必要となります。

再発する時期としては、治療後5年以内が9割以上、中でも2年以内がもっとも多くなっています。逆にいうと5年何もなければ、ひとまず安心といえます。

がんは切除しても、実はその芽がまだ残っていることも少なくありません。それが徐々に大きくなり、ある程度の大きさに達すると再発として発見されることになります。

特に局所再発が多いのは、直腸がんの方です。結腸がんでは、がんの発生部位を含め、ある程度広範囲を切除することが可能ですが、直腸は短いためにそれができないので、再発しやすいと考えられています。

大腸がんの遠隔転移で多いのは肝臓と肺

 大腸がんは、局所再発よりも遠隔転移として再発するケースのほうが多くみられます。特に血液の流れから、肝臓がもっとも転移しやすい部位です。

肝臓に転移した病巣は、従来は大きく切除することが一般的でしたが、現在では技術が進み小さく切除することも増えています。

また病巣に高周波の電磁波を照射し、熱でがん細胞を攻撃する「マイクロウェーブ治療」や、抗がん剤を肝動脈から直接注入する治療法もあります。

肺の場合は、片方だけの転移で病巣が少なければ切除術を、難しければ抗がん剤や放射線治療を行います。

転移を最小限にとどめるためにも、大腸がんでは術後、定期的に検査を受けることが必須です。特に3年間は、2〜3ヶ月に1度の頻度で検査を受けることが推奨されています。

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