大腸がんの内視鏡治療

大腸がんの治療法

大腸がんの内視鏡治療

大腸がんのガイド

大腸がん内視鏡治療について、解説致します!

 大腸がんの切除手術の中でも、もっとも手軽に行えるのが内視鏡治療です。がんがまだ粘膜内もしくは粘膜下層までにとどまっており、大きさも2センチ未満であれば高確率で対象となります。

痛みもなく、他の手術と比べると格段に安全な治療法です。

内視鏡で治せるがんと治せないがん

 がんが粘膜下層までにとどまっている状態は、ステージ0もしくはステージTの一部に分類される、ごく早期の段階です。

リンパ節転移の可能性がないごく浅いがん、もしくはまだ良性の大腸ポリープであれば内視鏡検査のついでに切除することができます。

切除したがんやポリープは、顕微鏡でくわしく調べて、がんの取り残しの有無や、リンパ節転移の可能性を調べます。

その結果、可能性がないと判断されれば治療はそこで完了しますが、可能性が0ではないと判断されれば、手術を行うことが検討されます。

実際は、病理検査を行ってもリンパ節転移の有無は確実に分かるわけではありません。そのため、内視鏡治療だけで終了した人の中には、その後リンパ節転移していたことが判明するケースが一定数みられます。

内視鏡治療の後も、定期的に検査を受けて経過観察を行うことが大切です。

大腸がんの内視鏡治療の方法

 内視鏡治療は、大きく以下の2つに分けられます。いずれも通常の内視鏡検査と同じく、ファイバースコープを肛門から挿入し、モニターで様子を確認しながら行われます。

1.ポリペクトミー

キノコのように、茎をもつ腫瘍に用いられます。内視鏡の先端からスネアという細い金属の輪を茎にひっかけ、それを締めて高周波の電流を流して焼き切ります。外来での治療が可能です。

2.EMR(粘膜切除術)

平らな病変に行われます。そのままでは茎がないため、まずは生理食塩水を粘膜に注射して盛り上げ、そこをスネアで締め上げて焼き切ります。

まれに出血などがみられることもあるため、入院する可能性があります。

その他、ごく小さな腫瘍をハサミのようなもので切り取る方法や、比較的大きながんも根本から剥ぎ取る方法など、症状によって切除法はさまざまです。

大腸がんの内視鏡治療は、痛覚のない部分ですので痛みもなく、患者さんに負担がかからない点も大きなメリットです。

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