大腸がんのPET検査

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大腸がんのPET検査

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大腸がんPET検査について、解説致します!

 PET検査とは、特殊な検査薬を使って、すべての細胞のうちがん細胞だけに目印をつける検査です。

がん細胞が正常細胞と比べてブドウ糖を多くとりこむ性質を利用したものですが、大腸がんでは特にその性質が強いことから、1センチ以上あるがんならほぼ確実に効果があるとされています。

大腸がんのPET

PET検査のしくみ

 PETとは「陽電子放射断層撮影」という意味で、放射能薬剤を使った検査になります。

がんは実際に腫瘍ができ、ある程度成長しないと発見しにくい病気です。しかしPET検査の登場で、より早期の発見が可能になりました。

がん細胞は、正常細胞の3〜8倍のブドウ糖を取り込みます。そこでブドウ糖に近い成分である「FDG」という物質を注射で投与し、しばらく経ってから放出されている放射線を特殊なカメラで撮影します。

そうするとブドウ糖が多く集積した場所が分かり、がん細胞を発見できるという仕組みです。

X線やCTなどが、画像の様子や形からがんを見つけるのに対し、PETでは細胞そのものから探し出すことができます。

がんの有無はもちろん、その大きさや場所、転移の状況なども確認できる点が大きなメリットです。

大腸がんのPET検査の流れ

 PET検査は、全国の医療機関や専門施設で受けることができます。ただし糖尿病の患者さんでは正しく検査できない可能性があるため、事前に相談する必要があります。

検査前にはブドウ糖の代謝を正確にとらえるため、5〜6時間は絶食する必要があります。水や無糖のお茶などは飲めますが、糖分の入った飲み物は禁止です。

まずは検査薬を静脈に注射し、全身に行き渡るまで1〜2時間安静にして待ちます。その後、PET装置のベッドに横になり、およそ30分間撮影を行います。

検査後、約1日かけて注射した薬剤が身体の中から排出されますので、完全に消えるまでは、乳幼児や妊婦さんに念のため接触しないよう指示されます。薬剤が放射性物質のためです

検査結果は後日、郵送で送られることが多いですが、希望によっては医師から直接説明を受けることも可能です(有料)

日本ではまだ一部の疾患を除き、自由診療の扱いとなっていますが、海外では「がん検査ではまずPETを」といわれるほど定着しています。今後もますますPETの担う役割は大きくなることが予想されています。

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