大腸がんのCT検査(コンピュータ断層撮影法)

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大腸がんのCT検査(コンピュータ断層撮影法)

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大腸がんCT検査(コンピュータ断層撮影法)について、解説致します!

大腸がんのCT検査 もともとCT検査は、大腸がんの発見には向いていない検査とされてきました。

輪切りにする幅によっては、見つけられない腫瘍もあるためです。

しかし最近では「3D−CT検査(CTコロノグラフィ)」が登場し、断層的のみならず、立体的に中を確認することができるようになっています。

注腸造影検査や内視鏡よりも負担なく行えるため、何らかの理由で内視鏡検査ができない場合などにも非常に有用とされています。

大腸がんのCT検査の概要

 通常のCTでは、ある程度進行した大腸がんでなければ映し出すことはほぼ不可能ですが、CTコロノグラフィの登場により3次元画像の構築が可能になったため、大腸がん検査にも活用されています。

おもに進行がんの浸潤(広がり)の程度や、多臓器への転移の有無を調べるために用いられています。

内視鏡よりも優れている点としては、断層的に撮影できることから、粘膜下の病変を検出しやすいことです。また塊にならず、まばらに広がって成長する「スキルス」のようながんも見つけやすくなります。

CT検査のデメリットとしては、内視鏡と異なって病変組織を採取できないことや、色や硬さの情報は分からないため、デノボがんのような平坦な病変は見つけにくいこと、X線を使うため被ばくがあることなどが挙げられます。

そのため妊娠中の人は受けられません。他にも腹壁にペースメーカーを装着している人、腸閉塞の可能性がある人なども検査は見送られます。

CT検査の流れ

 CT検査も多くの検査と同様、大腸を空っぽにする必要がありますので、事前の食事制限や下剤の服用などで準備をします。

検査では、まずガスを注入して大腸をふくらませてから撮影が行われます。肛門からバリウムやカメラを入れることなく、CT装置に入るだけで撮影できますので、腸管に障害があるなどで内視鏡が難しい場合の代替検査としても活用されています。

また注腸造影検査と異なり、患者さんが体勢を何度も変える必要もありません。

通常、仰向けとうつ伏せの両方で撮影し、1回の撮影は15秒ほどで終わります。大腸検査の中では、体にかかる負担を最小限にとどめられる検査です。

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