大腸がんのバリウム注腸二重撮像法

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大腸がんのバリウム注腸二重撮像法

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大腸がんバリウム注腸二重撮像法について、解説致します!

 注腸二重撮像法は、大腸にバリウム空気を注入して、X線で中の様子を撮影する検査です。

注腸造影検査の1つであり、バリウムのみの場合よりもさらに詳細な診断が可能になります。

主に便潜血検査で陽性だった場合に行われますが、現在では内視鏡の方が確実性が高いため主流となっています。

大腸がんのバリウム注腸二重撮像の概要

 バリウムを大腸に入れて撮影したものを「充満像」というのに対し、同時に空気を注入して撮影することを「二重造影」といいます。

充満像では腸そのものの形が映し出され、憩室(大腸内壁の一部が外側に袋状にふくらんだもの)やポリープの有無を確認できます。

一方、二重造影の方は空気によって大腸をふくらませながらバリウムを注入しますので、粘膜面全体に薄くバリウムを付着させることができます。

これによって、粘膜の様子を詳細に見ることができ、ポリープや病変の位置・大きさなどを調べることが可能です。大腸のほか、胃の検査でも多く活用されている方法になります。

注腸X線検査は、大腸を空っぽにしないと撮影ができないため、前日に検査食を食べるなどして準備を行います。そして洗浄剤や下剤を服用し、当日は朝から絶食します。

検査では、肛門から空気とバリウムを注入してX線撮影が行われます。

大腸の内壁をきれいに映し出すためには、粘膜にまんべんなく薄くバリウムを付着させなければいけませんので、場合によっては患者さんが体の向きを変えるなどしてバリウムを大腸の中で動かし、全体に行き渡るようにします。

空気で多少おなかが張った感じがしますが、痛みはなく、撮影は15分ほどで終了します。

バリウム注腸二重撮像、検査結果の判定方法

 画像では粘膜についたバリウムは白く、空気は黒く写ります。ポリープがある場合は丸く穴が開いたように見えますし、がんが進行している場合は腸壁が狭くなっていることを確認できます。

異常が疑われる際には、内視鏡検査でさらに詳しく調べます。

内視鏡のほうがX線曝射の心配もなく、また必要に応じて組織を採取して生検ができますので、現在の日本では内視鏡の方を優先して行われることが一般的です。

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