大腸がんの原因

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大腸がんの原因

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大腸がん原因について、解説致します!

 大腸がんは遺伝も大きく関わりますが、引き金となるのは生活習慣の方であるという見方が濃厚です。

特に欧米型の食事、そしてアルコール喫煙は大きな要因となります。

動物性脂肪の多い食生活と大腸がん

 戦前まで罹患者数の少なかった日本人の大腸がんですが、戦後欧米からさまざまな食事が入ってきたことで、一気に増えたと考えられています。

中でも問題とされているものが、動物性脂肪の多量摂取による「胆汁の分泌増加」と「食物繊維不足」です。

動物性脂肪を摂取すると、それを分解・吸収するために肝臓から「胆汁」が分泌されます。

これは一時胆汁酸といって無害なのですが、それが腸内に排出されると、今度は腸内細菌に代謝されることで、発がん性のある二次胆汁酸となります。

つまり胆汁の分泌が増えれば増えるほど、大腸は発がん性物質にさらされるということになります。

アメリカ人の胆汁分泌量は、日本人の実に3倍ともいわれます。胆汁の過剰分泌は大腸がんのみならず、胆石症などにもつながりますので注意が必要です。

もう1つ、重大な問題が食物繊維の不足です。欧米型の食事では、どうしても食物繊維の摂取量が足りなくなりがちです。

また、動物性脂肪は腸内に長くとどまる性質がありますので、ますます便秘になってしまいます。

便秘が腸内環境にとって良くないことは明らかです。なるべく食物繊維を多くとり、動物性脂肪を控えることによって、腸内をきれいに保つことが大切です。

喫煙と飲酒と大腸がん

 他の疾患と同様、過度の飲酒喫煙は大腸がんにとっても大きなリスク因子となります。

お酒に含まれるエタノールは、分解されるとアセトアルデヒドという、発がん性のある物質になります。

さらに、アセトアルデヒドが酢酸に分解される際に、大量の活性酸素が発生し、これが細胞のDNAを作るために必要な葉酸を壊すことが分かっています。

DNAの破壊はがんにつながりますので、飲酒は「ほどほどに」が鉄則です。

同じく喫煙も肺がんだけではなく、大腸がんの一因にもなります。

タバコの煙にもアセトアルデヒドを含む有害物質が多いですし、煙を吸い込むと、直接影響がないはずの大腸の粘膜からも発がん性物質が検出されるのです。

飲酒と喫煙は、特に日本男性の大腸がんにおいて約半数を占める原因ともいわれています。

根治させるためには手術に頼るだけでなく、生活習慣の改善も必須といえます。

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