大腸の構造(結腸と直腸)

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大腸の構造(結腸と直腸)

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大腸構造(結腸と直腸)について、解説致します!

盲腸・結腸・直腸 大腸は全体で約1.5〜2メートルもの長さがあり、盲腸・結腸・直腸から構成されています。

大腸は小腸のまわりを取り囲むように存在し、小腸で消化吸収した残りの内容物を、便として排出するための重要な器官です。

500種類を超える細菌が常在し、外部からの細菌を排除しながら腸内環境を保っています。

結腸の役割

 食べ物は胃を通って、小腸で栄養が吸収されます。その残りカスが大腸に運ばれるのですが、最初の入り口にあたる部分が盲腸になります。

盲腸は尾てい骨などと同様、人体において退化した器官といわれ、消化に関わる役割は果たしていません。

盲腸は、ぐるりと四角状にめぐらされた大腸の中でも、向かって左下に位置します。

そこから時計回りに結腸が続いており、まっすぐ上に向かう部分が「上行結腸」、右方向につながる部分が「横行結腸」、下に続く部分が「下行結腸」、そして肛門へとつながる「直腸」に向かってS字型に曲がった部分が「S字結腸」です。

つまり結腸だけで、大腸の大部分を占めているといえます。

日本人の大腸がんにおいては、直腸と並んで発生の多い部位がS字結腸となっています。

食べ物の残りカスは、これらの結腸を順にめぐって直腸へと押し出され、出口である肛門管へと進みます。

直腸の役割

 直腸は、肛門の直前にあるほぼまっすぐの器官で、長さとしては15〜20センチほどの短さです。

小腸から送られた液状の内容物は、結腸で水分を吸収させながら固形状となり、S字結腸を経て直腸へと運ばれます。つまり大腸の終わりの部分になります。

肛門へのパイプの役目を果たしていると同時に、便をためておく部分でもあります。また肛門から便を排出するために括約筋という筋肉が発達しており、排便において非常に大きな役割を果たしているところです。

直腸にできるがんは日本人に多く、大腸がんのうち5分の2を占めています。

早期発見できればできるほど、直腸の機能を温存しやすくなりますが、切除する範囲が大きくなると排便などが難しくなることから、人工肛門の手術も検討する可能性があります。

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